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痛車&萌車総合展示会 あうとさろーねレポート From JDM-OPTION [2007.09]
BNNボンバーネットワークニュース:EPISODE6
ウワサの痛車を徹底調査!in あうとさろーね
開催日:平成19年8月18〜19日
場所:有明客船ターミナル 屋外広場
個性あふれる痛車がコミックマーケットの聖地に大集結!
近ごろ、世間をにぎわせている“痛車”。発音は読んで字のごとく“イタシャ”だけど、同じ発音のイタリア車のことではないんだな。痛車とは、アニメ、ゲーム、マンガなどに登場するキャラクターを使ってドレスアップ&カスタムされたクルマのことなんだ。 ちなみ、萌車(もえしゃ)という呼ぶ場合もあるそうだよ。そんな痛車&萌車が、コミックマーケットの聖地である有明に大集結!! そのもようを、我らがボンバーやまもとがレポートしてきたから、これを見て、みんなもコアでディープな世界にどっぷりつかってちょうだい!
ムービーレポート
※ムービーをご覧になるには「Macromedia Flash Player 8」以上が必要です。持っていない方はこちらから。
痛車&萌車フォトレポート
キャラクター作者も認めたこれぞ痛車の王道スタイル
シルバーストーン仕様 車種:アコード[CF4]
オーナー:神薙さん
これぞ痛車!!ってくらい、全身にキャラクターがちりばめられている、神薙さんのアコード。これは、桐島りおなさんという作家が作る同人サークル「SilverStone」の作品がモチーフだ。このマシンは、エクステリアのステッカーチューンだけの痛車と思いきや、吸排気や車高調など走りのチューニングもしっかりとされているのがポイントだ。
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痛車ポイント
ボディ一面に貼られたキャラクターは、作者から使用許可をもらったもの。許可をもらうことで堂々と使えるうえ、ちょっとした自慢になる、といったメリットもあるみたい。
チューニングポイント!
エンジンはマキシムワークスのエキマニや、ワンオフエアクリーナーボックスなど、吸排気を中心にチューニング。また、A/TからM/Tミッションに換装しているのもポイントだ。もちろん車高調やLSDなど、走りのチューニングもぬかりなし。
インパクト抜群のガルウイング&ワイドボディ
セイバー仕様 車種:シルビア ヴァリエッタ[S15]
オーナー:志信さん
希少車であるヴァリエッタを、ガルウイング&ワイドボディ化し、さらに痛車にまでしてしまったという志信さん。グラフィックはFate/Staynightというゲームに登場するセイバーというキャラクターをメインに使用している。ちなみに、エアロやフェンダーが塗装されていないのはイベントに間に合わなかったから‥‥とのこと。
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痛車ポイント
ボンネットと左右のドアに貼られたステッカーは、このイベントのためだけに作った暫定仕様。また、ドア部はキャラクターが左右で前を向くようデザインされている。
チューニングポイント!
GTマシンをイメージしたというエクステリアは、URASのTYPE-GTをベースに、フェンダーをワンオフで製作。GT-Rサイズのホイールがちょうどおさまるように設計されているそうだ。
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色ごとにシートを使いわけたコダワリのカッティングが自慢
桜沢いづみ仕様 車種:スプリンター トレノ[AE111]
オーナー:うにゅうさん
ボディいち面に入れられた特大のグラフィックが目を引く、うにゅうさんのトレノ。これは桜沢いづみさんという作家のキャラクターでまとめているそうだ。よく見ると、すべて犬の耳がついたキャラクターになっているのが特徴で “犬耳トレノ”とも呼ばれているらしい。
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痛車ポイント
ボンネット一面をおおう巨大なキャラクター。これはプリントされたステッカーではなく、なんと色ごとにカッティングシートを切りわけているというからオドロキだ。
チューニングポイント!
パッと見はノーマルっぽいけど、HKSのエキマニや4連スロットルのファンネル形状を変更するなど、吸排気にコダわったエンジン。サーキットも走るため、強化クラッチやクロスミッション、LSDなどで、駆動系まできちんと手を加えている。
前から見ればフツーのドリ車、でもホントはちがうんです!
痛ドリ車仕様 車種:シルビア[S14]
オーナー:黒い悪魔ゆぅくん
ゆぅくんのシルビアは“痛ドリ車”という新しいジャンルを提唱する一台。一見すると、ただのドリ車かと思ってしまうけど、リヤウインドにはアニメのキャラクターがドド〜ン!! 痛ドリ車っていうくらいだから、もちろんLSD、車高調などドリ車としてのツボはおさえつつも、19インチのホイールやバイザーモニターを取り入れることで、ラグテイストを演出しているのもポイントだね。
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痛車ポイント
オーナーいわく「ひとりの作者にこだわらないで、好きなキャラクターを貼っただけ」というグラフィック。これは、“ひぐらしのなく頃に”という作品に登場するキャラクターだそうだ。
チューニングポイント!
アコード純正をベースに、アルファード純正プロジェクターを埋め込んだヘッドライト。DIYで製作したとのことだけど、違和感なくキレイに仕上がっている。
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痛車のエッセンスを取り入れたシンプルなスタイルが魅力
うつらうららか仕様 車種:180SX[RPS13]
オーナー:やーさん
オオッ、シンプルでカッコイイシルエイティじゃん!! と思ったら、リヤビューにはやっぱりアニメキャラクターが‥‥。このマシンも痛ドリ車なんだけど、コチラは「うつらうららかさん」という作家の描くキャラクターを中心にまとめている。また、BNR34純正ホイール、S14タービン流用など、走りの要素もきちんと盛り込まれているのも好感が持てる一台だ。
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痛車ポイント
痛車であることをアピールする、リヤゲートのグラフィック。リヤまわりだけにおさえたシンプルな構成が新鮮だった。
チューニングポイント!
クリアヘッドライトカバーに交換するとき、ついでにプロジェクターヘッドライトに変更。これは、ウィッシュ純正のものをつかってDIYで製作したそうだ。
スポコン仕様のつもりが気づけば痛車に路線変更
銀魂仕様 車種:スカイライン タイプM[ECR33]
オーナー:稚月さん
オーナーの稚月さんは、もともとスポコンが好きでドレスアップしていたんだけど、気がついたらこんな仕様になってしまったんだとか‥‥。痛車には女の子のキャラクターを使うひとが多いなか、男性のキャラクターを取り入れているめずらしい一台だ。
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痛車ポイント
愛車に合わせて、オーナー自らも銀魂のコスプレで登場してくれた。なんでも、これに飽きたら痛車もやめる! と豪語するほど大好きな作品なんだとか。
痛車ポイント
見にきてくれたひとに、感想を書いてもらうために用意したノート。しかし、小道具だと思われてしまい、誰も書いてくれなかったという残念な結果に‥‥。
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取りはずし自在のステッカーで街乗りとイベントを使いわける
逮捕しちゃうぞ仕様 車種:トゥデイ[JW1]
オーナー:青大将さん
アニメの“逮捕しちゃうぞ”が好き、という青大将さん。このトゥデイは、作品中に登場するパトカーをイメージして作ったもの。ルーフやドアの白い部分は、塗装ではなくカッティングシートで仕上げていて、リーズナブルに痛車ライフを満喫している。
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痛車ポイント
ボディに貼ってあるステッカーは、マグネットシートを使っていつでも脱着できる仕組み。ご近所さんの目を気にして、ふだんはがして乗っているそうだ。
痛車ポイント
10月の新作の公開にあわせて、宣伝用のチラシ、その名も“墨東スポーツ”を自作。また、同作品の水着カレンダーを置いたのは、オーナーいわく「夏だから」とのこと。あまり深い意味はないそうだ。
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さらに広がる痛車ワールド!!
会場で見つけたバイクも、痛車と同じ、いやそれ以上にカスタムされていた。バイクだけに痛車ではなく、“痛単車(いたたんしゃ)”と呼ぶそうだ。 ステッカーを貼れる部分がほとんどない自転車だけど、ディスクホイールでスペースを確保。ちなみに自転車の場合は“痛チャリ(いたちゃり)”と呼ぶ。
アニメと聞いて欠かせないのがコスプレ。あうとろさーねに参加していたコスプレギャルは、左が“涼宮ハルヒの憂鬱”の水晶さん。右が“らいむいろ戦奇譚”の竹野ちろるさんだ。 ヤバイ(!?)部分がゼッケンで隠されたボンネット。こんな遊びゴコロも痛車ならではだ。ただ、この部分はマグネットシートなので、いつでもはずせてしまうんだけど、中がどうなっているかはヒミツ。
関連リンク
・あうとさろーね オフィシャルサイト
・ボンバーやまもと絶叫爆撃機 オフィシャルブログ
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