記録よりも記憶を残したい! By 手塚強 [2006.12] | TOP > web マガジン > コラム バックナンバー > 手塚 強 |
D1ドライバーのコラム第6回目は、D1グランプリ初年度から参戦し、2005年からはBee☆Rのド派手なR32で暴れん坊な走りを披露する手塚強選手にスポットを当ててみたよ! 勉強嫌い(!?)な手塚選手がはまってる意外な趣味、食べ物に関するちょっとおもしろいこだわり、それからドリフトに対する熱い思いを楽しく語ってもらおう! | ||||||||||||||
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趣味のパソコンが仕事にもなってるネ ボクの本業は、愛知県にある中古車販売店「きっず はあと」の店長。21歳の時からここのスタッフとして働いているから、かれこれ9年近く勤めているんだよ。もともとボクはこの店の常連客でいつも出入りしていて、そのままスタッフとして働くことになったというわけ。仕事の内容は中古車販売の受付と登録手続きがメインで、整備関係は‥‥まったくしない。じゃなくって、させてもらえない。ボクがクルマを触ると「壊わしちゃうから」だってサ!(涙)趣味といえばパソコンが何よりも好きで、友達から新品のノートパソコンを安く譲ってもらったのがきっかけで、ホームページの作り方やデザインソフトの「イラストレーター」を独学で勉強しながら楽しんでいるんだ。最初はパソコンのパの字も知らないし、この機械で何ができるのかもわからなくてさ。でも試行錯誤を続けているうちにいろいろできるようになって、比較的早い段階で「きっず はあと」のホームページ制作ができる腕前になったよ。それから「イラストレーター」を使ってステッカーのデザインをするようになり、その技術をいかして「T2工房」というステッカー屋さんをオープンできるまでになりました!ってな感じで、今となってはパソコンはなくてはならないもののひとつだね。 恥ずかしながら“アレ”が怖いんです 休日の趣味といえば釣りかな〜。平日の出勤前でも、気が向けば早朝から釣りにいくというほど好きなんだ。対象魚はブラックバスとナマズなんだけど、これにはワケがありまして‥‥。実は、恥ずかしながら虫やミミズにさわれないから“ルアーで釣れる魚”を選んでいるんです。しかし、さらに困ったことに釣った魚にもさわれないという弱点が‥‥。友達と一緒のときは、釣れたらとってもらっているんだけど、ひとりでいくときはルアーから魚をはずすためのペンチは絶対必須のアイテムとなります(恥)。あぁ〜、なんとも情けないボクですね。自称「なめ茸」マニアで〜す! 食べ物に関しては好き嫌いはなく、どんなものにも目がないんだけど、そんなボクでも意外とこだわりがあったりするんだ。ここ数年は「お茶漬け」が大好きで、いろんなレシピを試している最中。ひとことに「お茶漬け」といっても、インスタントの簡単なものから、だし汁から作る料亭風のものまで、いろいろあるんだよ。ただ、いまの好みは、具を何も入れず、炊きたてのご飯に煎茶をかけただけというシンプルなものかな。そして数ある食に対するこだわりの中で、いちばんこだわっているのは「なめ茸!」 スーパーやコンビニにいくと、いろんな種類のなめ茸が並んでいるでしょ? けど、どんななめ茸でもいいってわけじゃないんだ。何10種類ものなめ茸を食べてきたボクが、コレしかない、ってくらいに気に入っているのが、ナガノトマト社の「特選なめ茸茶漬 固形分80%」。とくに「80%」って部分が大切で「60%」のタイプだとサラっとしすぎちゃって、濃い口が好きなボクには、ちょっとライトなんだよね。この「特選なめ茸茶漬 固形分80%」はお茶漬けにマッチするだけじゃなく、炊きたてご飯にのせるだけでも、ドンブリ3杯はいけちゃいますから!って、こんなことを力説しちゃうボクっておかしい!? 気づけば4ドアセダンをチョイスしていた ボクがはじめて買ったクルマはクラウンでした。車高を下げてアルミホイールを交換したりはしていたけど、移動の手段としてごく普通に乗っていただけだね。が、その当時、ゼロヨンに興味が沸いてきていたんだ。だけどクラウンじゃ勝負にならないから、次は速いクルマがいいな、ってことで当時のカタログスペックで最高馬力だった280psのチェイサー(JZX81)を買ったんです。そしていよいよ、280psチェイサーでゼロヨン会場に通うようになったんだけど、なぜか最強であるはずの280psチェイサーでも勝てない‥‥。遅咲きながらこのときはじめて、ブ−ストアップやタービン交換などのパワーアップ系チューニングがあるってことを知ったんですよ。ところがタービン交換するにはけっこうなお金がかかることを知り、ゼロヨンからはアッサリ撤退‥‥。深追いをしないのがボクのいいところ(?)かな。 ただ「クルマで楽しみたい」という気持ちはあったので、先輩がやっていたドリフトにチャレンジしてみようと方向転換。当時は「オートマ車ではドリフトは困難」なんていわれてたみたいだけど、ボクはオートマ車しか持ってなかったから、それがあたりまえだと思って普通にやっていましたヨ。 とにかく毎晩毎晩、某埠頭に通って、ガソリン代が月に10万円なんていうのはザラ!! 最高で17万円なんて月もありましたねー。それからはローレル(C33)、マークII&チェイサー(JZX81)、クレスタ(JZX90)などなど、4ドア車ばかり10台くらい乗り継いだね。 と、気づいたひともいると思うけど、ボクがクルマを選ぶポイントは、まずパワフルで排気量の大きいクルマ。そして音が好きという理由で、直列6気筒エンジンを積んでいるモデルです。「ゆったりと豪快に走る」のが、昔から変わらないボクのスタイルなんですよ。 ドリフトとはエンターテイメント D1選手になって、いちばんうれしかったのは、親も含めて家族みんなに認められるようになったことだね。昔は「ドリフトなんてして!」って感じで冷たかったのに、今ではD1グランプリを開催するサーキットまで応援しにきてくれるほどだからネ。それから、D1の世界って、当たり前の話だけど本当にドリフトがうまいひとばかりが集まっているから、そういうひとたちと戦えるってのが本当に楽しいんだよね。 そんなD1での忘れられない戦いは、2006年の川畑真人選手との2戦。まず1戦目は、エビスサーキットで行われたD1シリーズ第5戦。4回にも渡るサドンデスの末、負けてはしまったんだけど、あんなにサドンデスが続くとは思わなかったよ。それからもう1戦も、2006年の富士スピードウェイでの第7戦。これはボクも川畑選手も初優勝をかけての決勝戦だったんだ。結局、川畑選手が優勝したんだけど、プライベートでも親しい彼の初優勝だったから素直にうれしかったヨ。けれど、やっぱり負けたことに関しては悔しくて、実に微妙な心境だったね。 というわけで、ボクにとってドリフトとは、自分をアピールする方法のひとつ。自分をアピールしつつも、見てくれてるひとをいかに楽しませるかが課題だと思っているんだ。みんなが喜んでくれるなら、ドリフトしながらダートにハミ出してみたり、バンパーを壁にこすらせることだってしちゃうもんね。「記録より記憶」に残るドライバーを目指して、エンターテイナーとしてもD1を盛り上げていくから、応援ヨロシクねっ! |
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