SEMA SHOW 2006 From JDM-OPTION [2006.12]TOP > web マガジン > 特集 バックナンバー > SEMA SHOW 2006
OVER SEASレポート
SEMA SHOW 2006
USの仰天マシン、最新トレンド満載!!
全米イチ、いや世界イチ大きなアフターマーケットパーツのトレードショー。それがSEMAショーだ。毎年10月下旬から11月上旬にかけて、ラスベガスのコンベンションセンターで開催されるこのショーは、アフターマーケットパーツのトレンドをチェックするのに最適なイベント。ちなみに今年も相変わらずホイールの大口径化が顕著。 とくにSUV系では30インチオーバーの製品も出てきていて、この流れがどこまで行くのか、心配になるほど‥‥。ちなみにセダン系では20インチオーバーが当たり前で、22インチや24インチがクールとされているようす。そして肝心のスポーツコンパクト系マシンたちは、展示車両が少し減った印象。とはいえ、新たなトレンドが必ず生み出されるこのショー。早速チェックしてみてほしい!
HONDA FIT
パワーはなんと700hp!! HONDA ELEMENT
コイツがベースのドリ車なんてアリ!?
エクストリーム・ディメンジョンズというエアロメーカーがメイクした700hpのフィット!! 2.4Lエンジンをベースに、2.6Lへとスープアップ。タービンはギャレットのGT35をチョイスしているとのこと。インテリアに張りめぐらされたロールケージにセットされているNXボンベは、インタークーラー冷却用のために搭載されているそうだ。なおボンネット、ボディキットなどはすべてエクストリーム・ディメンジョンズ製。
正直、日本での人気は今イチだったエレメント。が、USでは使い勝手の良さ、そしてこの独特のスタイルでけっこう人気。ということが関係しているかどうかわからないけど、なんとドリフト仕様にしちゃった1台を発見!! 3.2LのVTECエンジンに、ギャレットGT28RSをツインで武装し、500hpを達成。インテリアはほぼすべての内装が剥がされ、ロールケージも組まれて、やる気むき出しッ!!
INFINITI G35
ナチュラルなワイド感が特徴のAPR! SCION tC
タイムアタック仕様のサイオンtC
カーボンGTウイングやカナード、そしてワイドなボディキットをリリースしていることで名高いAPRパフォーマンス。同ブランドが今年新たに投入してきたのがG35クーペ用ワイドボディキット。エゲツないワイドさではなく、自然なボリューム感が好印象。もちろんスプリッター、ドアミラー、GTウイングなどは同社製をセットしている。昨年デビューのインプレッサ用ワイドボディキットもまだまだ人気じゅうぶんッ!
2.4Lの2AZエンジンに、Borg Warner製のS200ターボキットをセットして、300hpをゲットのtC。ルーフとハッチバックのゲート部分はVISレーシング製のカーボンパーツに、リヤウイングはAPRのカーボンGTウイングにチェンジされ、軽量化もバッチリ。ホイールはフロント&リヤともに、HRE製の17×8.5jをチョイスしている。インテリアは軽量化のために、内装は取り払われ、徹底的にスパルタン!
BMW 6er
もはやスペースシップの6シリーズ!! Hummer H2
H2ハマーに30インチは当たり前!?
USホイールメーカーの老舗アメリカン・レーシングのブースでなにやら不気味(!?)な物体を発見。その正体はなんとBMW。しかもクーペの6シリーズをベースに、まるで宇宙船のようなマシンに仕上がっているこのクルマ。アルパインのオーディオ&モニター類をフル装備し、ホイールはアメリカン・レーシングのブランドであるTisをセット。フロントは24インチ、リヤは26インチとこれまた通常のクルマの域を超えたサイズ‥‥。
レクサーニのブースでも見つけた30インチホイールを、アメリカン・レーシングのブランドであるTisでも発見。もはやこのサイズのSUVに30インチは定番? ラグジュアリー・カスタムのアイテムとして人気のストラット製フロントグリル、クロコダイル・インテリア、ボディ同色にペイントされたホイールなど、全身を見事に定番モデファイ。とはいえ、この圧倒的な存在感。ショーカーならでは、のまとまりです!
TOYOTA YARIS
グラフィックがJDMしてるヤリス!
ワイドフェンダーとAPR製カーボンGTウイングの装着によって、レーシーなルックスをゲット。ブレーキは前後ともにJBT製4ポットキャリパー&ローターにチェンジされ、ホイールは6061アロイ製の19インチ。
NISSAN 350Z
超絶ワイドボディに驚愕のホディカラー
ニッサンブースで捕獲の「どピンク」350Zは、BRSの手によるワイドボディが特徴。とくにリヤの張り出しが大きく、ノーマルのスタイルが想像できないほど‥‥。ホイール径はもっとビッグでもいいかも!?
NISSAN 240SX
アメリカ人の考えるドリ車のスタイル!
Mckinneyモータースポーツが提案する240SX。ボンネット、前後バンパー、リヤフェンダー、リヤゲートはCウイングス製、リアウイングはロートラ製をセット。ターボはギャレットGT30Rを搭載しているとのこと。
HONDA FIT
カモ・グラフィックをボムしたフィット!
フィットをベースに、ストリートな要素をプラス。ということで、リヤのラゲッジ・スペースにはグラフィティツールであるスプレー缶をアクセサリーとして使用するなど、徹底してストリートスタイル!!
HONDA CIVIC
無限のエアロをセットしたシビック!
USホンダフリークたちから依然、絶大なる支持を得ている無限ブランド。このシビックSiはホンダシビック無限Siセダンというネーミングで、2007年に限定で500台のみ販売されるリミテッド・エディションだ。
TOYOTA YARIS
TEINがヤリスをメイクすると‥‥
パワーエンタープライズ製のスーパーチャージャーを搭載し、カスタムロールケージ、内装むき出しなどなど、サーキットスペックなヤリス。ホイールはエンケイ製。サスペンションはもちろんEDFC装備のテイン車高調。
LEXUS LS460
超早ッ!! 現行LSにエアサスをセット
今回のSEMAで唯一の新型LS! ブースはACCエアランナー。日本でもおなじみのエアサスメーカーが、北米でのLSリリース1週間後にエアサスをセットしてディスプレイ。アメリカ人はこの早さにア然!
SCION xA
日本名イスト、北米名サイオンxA、
がコレは!!
もはやベース車がなんであろうと、カンケーなし!って感じの勢いがすさまじいxA。ルーフが開閉する仕掛けになっていて、その内側には巨大モニターが! オーディオのエクイップメントもド迫力だ。
NISSAN 240SX
S13ベースの240SXをクールに!
ド派手なグラフィック&ペイントのドリ車が目立つなか、こんなクールな提案をしていたのがファルケン。S13をベースに、S14後期フェイスをスワップし、フェンダーもワイド化。ブラックボディがひたすらクール!
BMW M3
カーボン使いが気になるM3!
あえてボディ同色にペイントしてある部分を作ったカーボンボンネット&フロントバンパー、そしてリアのトランクゲートも同様の処理を施し、ジェントルにスポーティ感を表現。カスタムの見せ方がオトナ〜!
NISSAN 350Z
ホイールのNEWトレンドを見たッ!
ホイールメーカーのKONIGブースで遭遇した350Z。無難なエアロカスタムがされているボディより、見てほしいのが足もと。じつはホイールの赤い部分は取りはずしができるようになっていて、色の変更も簡単!
HUMMER H2
30インチの時代に突入した
SUVホイール
毎年、ダイヤモンドをセットしたホイールをディスプレイすることで有名なホイールメーカーのレクサーニ。で、このホイールは同社のアシャンティというブランドからリリースされたSUV用の30インチ〜!
LEXUS GS
ホイールの直径が
内側と外側でちがう!?
30インチをセットしたH2と同じく、ジオバンナのブース内で見つけたGS。このホイール、内側が18インチ、外側は22インチに見えるように作られており、同社がEFTと名付けたシステム。専用タイヤが必要。
MERCEDES S-CLASS
大径化の次なるトレンドは透明化!?
ポリカーボンという素材を使用し、軽量化と強度を両立させたホイール。リリースしたのはD'Vinciというホイールメーカー。現時点ではまだテスト段階ながら、現実化も夢ではないそう。ぜひ実現して欲しい!
SEMA SHOW 2006 フォトレポート
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