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GENDOU-MISSILEという走り屋チームのリーダーを務めるクミコちゃん。愛車のBNR32(935R←クミコアールと読む)で、現在ドラッグレースに奮闘中だ。JDM-OPTIONで自身のブログも公開中。ほぼ毎日更新しているので、そちらもヨロシク! |
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さまざまな冷却系アイテムをリリースしているクーリングマイスター、ビリオン。その中で人気アイテムのひとつとなっているのが電動ファンコントローラーのVFCシリーズだ。今回紹介するのは、新作の『VFC-Pro DD』。DDとはデュアルデジタルの略で、電動ファンコントロール機能はもちろん水温だけでなく電圧や油温、吸気温など、ふたつの情報を同時に表示できるのがポイント。ビリオンのVFCといえば、追加メーターのような真円デザインのVFC-Maxがフラッグシップモデルになるわけだけど、それをコンパクトにしたのがVFC-Pro DDだ。 | ||||||||
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メインインジケーター:水温85℃ セカンドインジケーター:バッテリー電圧11.9V |
メインインジケーター:水温85℃ セカンドインジケーター:油温99℃ |
メインインジケーター:水温85℃ セカンドインジケーター:吸気温39℃ |
通常の表示項目は左側に水温、右側にバッテリー電圧。別売りのセンサーを取り付ければ、右下のMODEボタンを押すたびに、バッテリー電圧→センサー2温度表示(油温)→センサー3温度表示(吸気温)というように、項目を切り替えることができる。 | MODEボタンを2秒以上押し続けることでピークホールドを表示。ピーク値表示中は、各数字間のドットが点滅するようになっている。また、セカンドインジケーターは、そのとき選択されている項目のピーク値がそのまま表示される。愛車のコンディションチェックには欠かせない機能だ。 |
事前に設定しておいたワーニング値に達すると、赤LEDの点灯で知らせてくれる。写真はセカンドインジケーターの油温がワーニングに達し、センターの赤LEDが点灯しているところ。水温がワーニングになるとメインインジケーター上の赤LEDが点灯するよ。 |
セカンドインジケーターに「1」と表示された状態が、水温ワーニングの設定モード。左側のUP/DOWNボタンでワーニング値を設定できる。設定可能温度は90〜130℃だ。 | ||
メインインジケーターに「2」と表示された状態が、センサー2温度のワーニング設定モード。設定可能温度は90〜150℃になる。 | |||
メインインジケーターに「3」と表示された状態が、センサー3温度のワーニング設定モード。こちらの設定可能温度は50〜150℃。 |
価格:6090円 |
価格:7140円 |
価格:5040円 |
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エンジンオイルのドレンプラグと交換するだけで、正確な油温計測が可能。アタッチメントなども一切不要だ。対応温度は0〜150℃。 | インテーク各部やインタークーラー、エアクリーナーボックスに取り付けることで吸気温を計測できる。溶接アダプター付き。対応温度は0〜120℃。 | さまざまな液体、気体の温度計測に対応する汎用センサー(排気温度は非対応)。対応温度は0〜150℃。 | ||||
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セカンドインジケーターに「Lo-」と表示されている状態が、電動ファン低速作動温度の設定モード。UP/DOWNボタンを使って、50〜120℃の間で設定できる。なお、電動ファンの段階作動がない車種については、こちらが通常作動温度の設定モードになるよ。 | セカンドインジケーターに「Hi-」と表示されている状態が、電動ファン高速作動温度の設定モード。設定温度は、低速側温度〜120℃だ。電動ファンの段階作動がない車種は、高速側を設定する必要はない。 |
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オプションの強制ファン作動スイッチを使えば、設定温度に関係なく電動ファンを強制的に常時回転させることができる。作動時は、スイッチ本体が緑色に点灯するぞ。 |
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ファンの停止温度は1〜8℃の間で設定でき、電動ファンが2段階制御になっている車種については、低速と高速を個別に設定できる。写真はファンディレイ温度を5℃にセットしたもの |
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『VFC-Pro DD』は、ECUの配線に接続することで電源や水温情報を得て、さらに電動ファンをコントロールできるようになっている。で、GDBとBL5は、この接続により吸気温度の情報も得ることもできるってわけなんだ。 |
「電動ファンの作動温度を下げると、実際どれだけの効果があるのよ?」ということで、日光サーキットでそのちがいをチェック。サーキット走行はクミコには荷が重すぎ(!?)というわけで、テスト走行はチューニングショップFNATZの船津さんが担当。今回のテスト車両であるGDBインプレッサは、電動ファンがふたつ付いている2段階制御タイプ。ノーマルの設定は、水温が95℃でひとつめ(低速側)、100℃付近でふたつめ(高速側)が回転するようになっているんだ。というわけで、ノーマルの電動ファン作動温度と、VFC-Pro DDを使って低速側作動温度を75℃、高速側作動温度を85℃に設定して、温度変化を比較してみよう。 | ||
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「まずノーマル制御だと、コースインして1周目で水温が90℃を超え、すぐに100℃に到達。ここでようやく高速側の電動ファンがまわりだし約90℃に下がる。そしてまた水温が上がりだし、100℃に到達すると電動ファンがまわりだす、というように水温の上昇、低下が繰り返しおこなわれていたよ。それに対して、VFC-Pro DDを使って電動ファンの作動温度を下げたほうは、水温が徐々に上がっていく感じかな。上がりかたもゆっくりで安定していたし、8周走っても水温は88℃までしか上がらなかったよ。走り方によって結果は大きく変わると思うけど、電動ファンコントローラーの効果をバッチリ体感したよ」 |
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取材協力:フナッツ 042-500-6272 http://www.fnatz.com/ | ○ このページの先頭へ |