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D-MAX D1 SPEC BONNET From OPTION2 [2006.07] |
ダクト付きのボンネットは、油温や水温を下げるだけでなく、エンジンルームの温度をあげないことで、配線類やセンサー類の熱による経年劣化を防止する効果も見逃せない性能だ。ここでは、後方にもエア抜きダクトを設けた、D-MAXのD1ボンネットで実際にエンジンルームの温度が低く保たれているのかチェックしてみよう。 |
アツくなる前に熱対策をしておこうぜ!! | |
というわけで、すっかり定番化してきたダクト付きボンネット。ダクトから走行風を抜き出すことで、水温や油温を低下させるのはもちろん、フロントリフトによるハンドリングの悪化を防止したり、ハーネスや樹脂類、センサー類の熱による劣化を大幅に遅らせてくれるなどの効果を発揮するチューニングパーツだ。 もちろん、デザインや素材によるドレスアップ効果も気になるポイントだよね。 |
D‐MAXのD1ボンネットは、数あるダクト入りボンネットの中でも、前方のラジエターからの風だけでなく、後方にもエンジンルーム全体の熱を抜くダクトが盛り込まれているのが特徴。さらに、この製品はカーボン製でじゅうぶんなリブがあり強度が保たれているし、ボンネットキャッチがついていて、ボンピンを装着しなくても不安なく使えそうなのも魅力。 今回は、D1マシンなどにも多数使われ、好評を得ているこのボンネットと、ノーマルボンネットで、走行中のエンジンルーム内の温度がどのくらい変化するのか比較してみたよ。 |
リヤ側のダクトは、排出効率が高まるように、3連のフィンを垂直に近い形状で立てているのも特徴。このフィンで走行風がはねあげられ、後ろ側が負圧になることで、エンジンルームの熱を効率よく引き出すんだ。 | |
走行中のエンジンルーム内の温度を比較してみよう! テストはボンネットのいちばん後方に温度計のセンサーを装着し、モーターランド鈴鹿を5周流して、走行中のエンジンルームの温度を記録した。ちなみに当日は外気温24.8℃で雨、全開できる路面環境ではなく、走行条件は過酷とはいえない状態。 |
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