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TRUST GReddy INTERCOOLER SPEC-R(HG)/SPEC-V From OPTION[2006.06] |
CCP加工を施すことで見ためと耐久性をアップ | |
ご存知のとおりインタークーラーは吸気温度を下げ、パワーアップ&ノッキング防止に役立つ機能部品なんだけど、フロントバンパーの開口部にデーンと構える前置きインタークーラーは、ドレスアップ効果もじゅぶん期待できるアイテムだ。そんな、前置きインタークーラーのなかでも走り屋から絶大な支持を受けてきたトラストのグレッディR-SPL、V-SPLがなんと発売10年めにしてモデルチェンジすることになったって知ってたかな? 新たに登場するSPEC-R/SPEC-Vは、それぞれ従来でいうところの冷却効率重視のR-SPLと低圧損重視のV-SPLに相当する。つまり、超ハイパワーチューンには迷わずSPEC-R、ノーマルタービンやノーマルエキマニを使ったポン付けタービンくらいまでのチューニングならSPEC-Vがおススメってワケだ。 |
そしてここからがキモとなる部分で、なんと今回の新作は写真を見てもらえばわかるようにセンターコアがピッカピカ。この輝きはCCP(ケミカル・コンポジット・ポリッシング)加工によるもので、インタークーラーに施行したのは世界でも初の試み。特殊液にコア&フィンを浸けることで表面のザラツキ(凹凸)をなくし、それによって光沢が生まれているんだよね。 さらに、見た目だけじゃなくこのCCP加工によってサビの防止や耐久性アップにも大きく貢献しているというから嬉しいかぎり。しかも冷却性能はそのまま、っていうんだからタマんないよな〜。 冷却性能はそのままにバツグンのルックスと耐腐食性能を手に入れたトラストのニューアイテムは6月発売予定。フィンがボロボロなったのでそろそろ買い替えたい、夏場にそなえてインタークーラーの購入を考えているなんてひとは要チェックだゾ! |
R-SPEC
SPEC-Rは冷却効率を重視したグレッディインタークーラーシリーズのフラッグシップモデルでハイパワー、ハイブーストに対応。コア部だけじゃなくサイドタンクも鏡面仕上げで、まさに開口部はピッカピカに仕上げることができるのだ。ちなみにHGタイプはパイピングも磨きあげられているんだよ。 |
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コアを見れば
左が旧タイプのR-SPLで右が新作のSPEC-R。コアを見てもらえばわかるとおり、CCP加工が施されたSPEC-Rは、表面のザラツキが少なくR-SPLに比べ圧倒的な光沢感がある。ちがいは一目瞭然! |
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SPEC-V
低圧損タイプでレスポンスを重視したライトチューン、スポーツタービン交換車向けのインタークーラー。こちらはサイドタンクとパイピングはピカピカじゃないけど、こうなったら自分で磨いちゃえばイイんじゃない? |
ボンネットを開けたときなどに見えるコア上部もこのとおりピッカピカ。奥の旧タイプ同様GReddyの刻印もカッコイイんだよねぇ〜。 | |||
あこがれのインタークーラーが身近になる ビックリ価格の新シリーズSPEC-M! SPEC-R、SPEC-Vのモデルチェンジにあわせて、新シリーズSPEC-Mが追加ラインアップされることになった。他モデルとのいちばんのちがいは、なんといってもその価格設定。チューブ式ではなく、積層式コアを採用し、サイドタンクやパイピングのバフがけ、CCP加工といった工程を省くことでコストパフォーマンスを徹底的に追求したインタークーラーなのだ。
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問い合わせ:トラスト 0479-77-3000 http://www.trust-power.com |