追加メーターとしての機能性はもちろん、デザイン性においても従来存在しなかったもの、そんなコンセプトのもと、開発が進められたのがブリッツのミラードライブメーター。このミラードライブメーターは、その名の通りイグニッションオフのときはミラーフェイス。しかし、キーをひねって、電源をオンにすることでバックライトのLEDが点灯し盤面が浮き出て来るというものだ。簡単な仕組みに思えるかもしれないけれど、メーターのオン/オフ時にミラーを通して盤面を光らせるため、ガラスの透過率の調整には相当な苦労がともなったとのこと。きれいなミラールックにすると、どうしても透過率が下がってしまい、メーターとしての視認性が低くなってしまうからだ。ちなみにこのミラー部だけで約20回も試作を繰り返したそうだよ。最終的には、灯火の照度をあげるために従来3個だったLEDを10個まで増やすなどのくふうもされた。また、ほかにも指針を薄くし、ガラス面と盤面の間隔を狭くしている。これは、同じサイズで文字盤を大きくするためのくふうだ。ラインナップは、ブースト計とバキューム計は今でも需要の多い機械式が用意され、リーズナブルな価格設定になっている。また、電気式はフルラインナップされているので、必要に応じて選ぶといいね。インテリアのドレスアップアイテムとしても、重要な役割を果たす追加メーターだけに、デザイン性はとっても大切。こんなファッショナブルなメーターなら、自分のクルマにも装着したいなんてひとも多いんじゃないかな。 |