すでにGDBのアプライドA/B用としてGT‐RSタービンを設定してるHKS。だけど、アプライドC以降については音沙汰なしだったんだよね〜。それは、開発をさぼっていたわけじゃなく、C型以降で採用された等長エキマニにあわせ、タービンのエキゾーストハウジングを新設計していたからなんだ!
というわけで、涙目インプレッサオーナー待望のポン付けタービンキットを紹介しよう。アプライドC/D/E用として新たにリリースされるのは、レスポンス重視のGT2530kaiと、パワー重視のGT2835の2タイプ。
どちらもアクチュエーター式のポン付けタービンで、GT2530kaiは燃料系やインジェクターもノーマルのまま350〜360ps、GT2835のほうはレギュレーターで燃圧をあげさえすれば380〜390psを期待できちゃうんだ。
コンセプトは下から上まで気持ちよく吹きあがるタービン。これを実現するため、HKSではトルクのピークを4000rpm前後に設定。シフトチェンジで回転が落ちてもパワーバンドをはずさずに、加速が途切れないレベルでの高回転化を目指したとか。
じっさいGT2530kai仕様のデモカーに試乗してみたんだけど、ありあまるパワーにビックリ。2000rpmもまわっていれば、登り坂でもぐいぐい加速していく。しかも、その加速が高回転まで息つくヒマなく持続する!
このタービンの登場で、インプレッサチューンがますます盛り上がりそうな予感がするぞ。