家庭用ゲーム機の進化はとどまることを知らない。高性能な CPU と多彩なグラフィック表現により画面越しに見る世界は現実世界と見まごうばかりだ。中でもカーゲームのリアリティは、その最先端であることは間違いないだろう。しかし各ゲームメーカーがしのぎを削る中、ゲームの枠を超え"ドライビングシミュレーター"とまで言われるものは Forza Motorsport をおいて他にはない。ゲームの枠を超え、リアリティを極限に高め、シミュレーターの域に達したその先にあるものは何か!? そのベールがシリーズ最新作 Forza Motorsport 4 によって明かされる。
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Forza4のグラフィックは前作よりも大幅にパワーアップしている。3Dグラフィックスの詳細さを表すポリゴン数はクルマ1台につき100万ポリゴン以上で前作の2倍以上にもなる。
また、影や映り込みなどをリアルに再現する"イメージベースドライティング(IBL)"という独自の映像テクノロジーにより、クルマをより魅力的に表現することを可能にしている。
Autovista(オートビスタ)は細部まで再現されたクルマをあらゆる角度から鑑賞できるモードだ。ドアやトランク、ボンネットの開閉から、車内に乗り込でエキゾーストサウンドを聴くこともできる。
また、クルマの各所にはインフォメーション機能も備えられ、さまざまな情報を詳しく解説してくれる。さらにTop Gearのジェレミー・クラークソンの解説が聞けるのもオートビスタの魅力のひとつだ。
Forza4はモーションセンサー"kinect(キネクト)"にも対応している。Autovistaでは視点変更やドアの開閉などもkinectを使えば身体を使ってインタラクティブに操作できる。
また、ステアリングを切るジェスチャーを行うだけでドライブできる機能や、プレイヤーの頭の動きにあわせて視点が移動するヘッドトラッキング機能もForza4の魅力を一層引きだしている。
オンライン同時対戦の数が前作の8台から倍の16台に拡大された。同時に走行できる数が増えれば、より白熱したレースが展開されることは必然だ。トップ争いや中盤での争い、さらには下位争いといった勝敗の駆け引きはより深まることになるだろう。
カークラブはユーザーどうしが集まりクラブとして活動できる機能だ。カークラブに所属すればクラブ内でクルマをシェアすることができ、そのクルマでラップタイムを競うことができる。
またラップタイムだけでなく、チューニングやグラフィックでもランキングされるので、自分の得意分野でクラブに貢献しながらコミュニティの輪を広げていける。
ライバルを指定すると指定されたライバルがタイムを更新した場合、タイム更新の知らせがゴーストカーのデータとともに送られてくる。これにより相手の走行ラインなども研究でき、たがいに切磋琢磨しながらスキルアップすることができる。
Forza4のキャリアモードでは世界を舞台に様々なレースイベントを転戦する"ワールドツアー"に参加することになる。このイベント数も前作より大幅に増え、全てをクリアするには数百時間を要するほどだ。
また、選んだイベントやクルマによってツアーの進路は分岐し、プレイヤーの指向にあわせてイベントの内容も変わる。
ストリート、ストック、サーキット、ドラッグなどのあらゆるシーンから実データを取得し、それらを高精度な物理エンジンを使ってクルマの挙動を再現しているForzaシリーズ。Forza4ではその精度もさらに向上させている。
さらに今作ではピレリの協力を得て、様々なタイヤの詳細なデータを取得することで、よりリアルな挙動を再現している。
前作で追加された"オートブレーキ機能"や、やり直しができる"リワインド機能"といった初心者に優しいシステムはForza4にも引き継がれている。今作ではコースから外れた場合、ある程度正しいラインに戻りやすくしてくれる"オートステアリング機能"とよばれるサポート機能も追加されている