TOP > web マガジン > 特集 バックナンバー > 東京モーターショー2007特集 > 注目モデル |
注目モデル From JDM-OPTION [2007.10] |
新型GT-Rの発表で盛り上がった東京モーターショー2007だけど、もちろんその他にも見所は盛りだくさん。というわけで、すぐにでも市販化されそうなモデルからワクワクするようなコンセプトモデルをJDM-OPTION新車レポートでおなじみ工藤ちゃんが解説しちゃいます! |
V10エンジン搭載のFRスーパースポーツ 東京モーターショーには2度目の出品となるV10エンジン搭載のスポーツカー。「V10エンジンを搭載したトランスアクスルのFR」ってことと「車体はカーボンファイバーで軽量&高剛性」、そして「車体サイズ」を除けば詳細は不明。だけど、滑らかなフロントマスクは前回の東京モーターショーからかるくマイチェン済み。コンセプトカーなのに少しずつマイチェンしているのは、「しっかり開発は進んでいます」というアピールかな? いずれ市販化する‥‥らしい。ライバルはフェラーリ&ランボルギーニ、そしてアストンマーチンだろうね。 |
マフラーのテールパイプは3本。「レクサスは意味のないことはしない」そうだけど、10気筒でテールパイプが3本って、いったいどういう意味なんだろうか? 割り切れないじゃん‥‥。 |
||
スープラ復活の鍵を握るハイブリッドスポーツ ウワサの「スープラ後継車」。4座席のFRレイアウトだ。モーターショー出展車両は、V6の3.5リッターエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド仕様になっている。つまり、パワートレインはレクサスLS450hと同じと考えてよさそうだ。最高出力は少なく見積もってもエンジン300ps+モーター200ps。それでいて燃費は10・15モードで14km/hを超えるだろうから、まさにパワーとエコの両立だ。コンセプトカーだけど市販化を視野に入れた開発をおこなっているというから、発売が待ち遠しいね。それにしても、レクサスのスポーツフラッグシップ「LS-F」が曲線的なデザインなのに対し、トヨタのフラッグシップスポーツカー「FT-HS」は直線的なのが対照的だ。 |
ボディは、全幅1860mmとワイドだけど、全幅は意外に短い4325mm。ホイールベースとトレッドと比率がよく、走りに効きそうだ。直線的なボディラインもスポーティ。 |
||
コンパクト&軽量ボディのハイブリッドスポーツ まるでCR-Xのような、コンパクトでスポーティなボディが期待大。コンセプトカーだけど、市販化も視野に入っていると考えてよさそうだ。軽量化にもこだわっていて、アルミや樹脂パーツを多用しているんだとか。具体的な数値は発表されていないけど、1000kgを切るぐらいまで頑張って欲しいね。目指しているのは「ハイブリッドライトウェイトスポーツ」。軽いボディとハイブリッドシステムを生かしたスポーティな味つけに期待したい。軽い車体を生かしたドライビングプレジャーの追求が楽しみだ。 |
クリア素材のインパネ周辺が未来感覚。これは現実的にはハードルが多そうだけど、スポーティなデザインは今後の市販車に生かして欲しいね。メーターパネルの中央には、スピードとエンジン回転を示す視認性の高いメーターを置いている。 |
||
奇抜なエクステリアもRX-7復活のプロローグ!? ただのデザインコンセプトモデルなんだけど、妙にワクワクするのはどうしてだろう? ライトウェイトの2ドアクーペ、次世代ロータリーエンジン搭載、駆動方式はFR。そんなスペックを並べてみるだけでも、「RX-7のことを忘れていませんよ」というマツダからのメッセージが聞こえてくるような気がするのは、気のせいだろうか? 「2枚の羽衣」がイメージらしいけど、リヤタイヤ周辺の大胆なデザインはかなりセクシー。マツダのスポーツカーに対する情熱が伝わってくる。 |
ドアの開き方は、ガルウイング。インテリアは、運転席側と助手席側をキッチリわけている(色までちがう)のが斬新だ。運手席は適度な緊張感とスポーティさを、助手席は開放的でリラックスできる空間をイメージしている。 |
||
新型WRX STIは魅惑の300psオーバー モーターショーが正式発表の場となった、インプレッサWRX STI。フェンダーの膨らみを強調したボディはノーマルインプレッサとは比較にならないほど躍動的で、2リッターの水平対向ターボエンジンは308psを発生。トランスミッションは6速MTだ。エンジンのハイパワー化に加え4WDシステムがさらに進化しているから速くなったのは当然だけど、大きなターニングポイントは質感の向上。内装はレザーとアルカンターラで上質な仕立てだし、騒音や乗り心地にも配慮した上質なスポーツカーに仕上がっているぞ。お値段は365万4000円なり。 |
フロントフェンダー後部には、エアアウトレットを採用。デザインだけの飾りではなく、エンジンルームの熱を抜く実用装備だ。効率的に空気が抜けるようになったことで、冷却効果は飛躍的にアップしているはず。 |
||
東京モーターショー オフィシャルサイト http://www.tokyo-motorshow.com/ |